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資料集/キーボードクラッシャーについて

Last-modified: 2018-12-26 (水) 11:30:34

キーボードクラッシャーについて

キーボードクラッシャーは、「PCゲーム『Unreal Tournament 2004』に熱中しすぎた少年が、キーボードを机に叩きつけて暴れる」という内容の動画に出演している人物。
本名は「Leopold Slikk(レオポルド)」。
「クラッシャー」「キークラ」「キボクラ」等と略されたり、頭文字を取って「KBC」と呼ばれる。
海外での呼び名は「Angry German Kid(AGK)」・「Unreal Gamer」など。

発端と人気は?

その動画はドイツの動画サイトにレオポルド本人が投稿し、後に他の動画共有サイトにも転載された。
投稿時期についての詳細は不明だが、有名になったのは2006年3月頃。
その他にも彼は多くの動画(番外編)を投稿しているが、その内容はこれと同じように暴力的なものもあればカメラに向かって語るもの、友人と寸劇を演じるもの、ボイスパーカッションをするものなど様々。

その常軌を逸した感情表現とオーバーアクションは、YouTube等に転載された当初から大いに注目を集め、更には動画に嘘字幕を付けたもの、動画内の音声を音楽にサンプリングしたものなど、彼を素材とした多くの作品が作られた。
また、日本のネットコミュニティにおいては、動画内の台詞から様々な日本語の空耳が生み出された他、ニコニコ動画でもそれらに加え、音声を切り貼りして歌詞を歌わせる「人力VOCALOID」としての使用法も開拓。
ニコニコ動画においては、彼は「ドイツ製ボーカロイド」の異名を持ち、「大変な途中下車シリーズ」と同様、音系MAD素材の定番であると共に、度々「ニコニコオールスター」の一員に数えられる程の人気を持つ。

いずれの動画共有サイトにおいても、サービス開始間もない頃から存在した動画であるため「古株」と目されており、2017年現在、2ちゃんねるにおいてストリーミング全般を扱う「YouTube板」のバナーには、彼の画像が使われている。

本人の素性

本名・年齢・国籍など、彼自身に関する情報は一般には殆ど知られておらず、様々な噂やデマが飛び交っていたが、決定打となったのは、2006年の銃乱射事件についてのテレビ番組と、それに関するインタビュー記事である。
インタビューには様々な噂のソースと目される部分が含まれており、多くの情報が立証された。

その他の情報

レオポルド氏の素性については、徐々に明らかになってはきたものの、まだ信憑性に欠ける情報や疑問点も多かった。
以下ではレオポルド氏に関してわかることをまとめ、考察すると同時に、誤りと思われる情報を切り捨てていた。

動画の意義

「父親が精神科医に見せるために隠し撮りした」というデマがかなり長い間流布していたが何も知らずにレオポルド氏の動画を見れば、多くの人がこの説を信じてしまうのも無理からぬことだろう。
インタビュー記事とYouTubeのコメントから、この説はテレビ番組に由来していることが判明した。
YouTubeの投稿者コメントや妖精現実の記事では「ゲーム規制を訴える政治家に対して作った」と説明されているがインタビュー記事にはそうした意図は書かれておらず、レオポルドは「ユーモアを提供したかった」とのみ語っている。

2014年、TBSテレビが「ネット依存症の例」としてキーボードクラッシャーの動画を取り上げた。
しかし、レオポルド氏はネット依存症ではないのでただとばっちりを受けただけだった。

名前

動画内では本名の「Leopold(レオポルド)」と名乗っており、報道でも使われている。
インターネット上でも「Slikk」というハンドルネームを使用しており、インタビューでもこの名前を名乗っていた。
他にも演じる役柄から「Der Echte Gangster」と呼ばれており、これは動画タイトルにも使用されている。彼の本名は「アレマン・ポセイド(aleman poseido)」であるとする説がかなり以前から流布しており、一時はWikipediaに記載されたこともあった。
しかしこの名前は、元を辿ればYouTubeに転載(しかも既出)された彼の動画についていたスペイン語のタイトルである。
「aleman」はスペイン語で「ドイツ人」を指すため、これは本名などではなく通称の一つであると考えるのが妥当だろうか。

お住まい

インタビュー記事等からドイツの「ベルギッシェス・ランド」。ノルトライン・ヴェストファーレン州のベルギッシェス地方(Bergisches Land)を指す。
これは行政上の地名ではなく、おおよその地域を指している。

動画の撮影と投稿時期

動画の投稿時期について、「2002年以前に投稿された」との情報がWikipediaにも掲載されるなど広く流布していた。
しかし、動画でレオポルド氏のPCから流れてくる曲は、「Unreal Tournament 2004」で使用された「KR-UT2004-Menu.ogg」である。

撮影された時期については編集・エンコード期間などを1ヶ月~1週間とすると2005年末から2006年初めに撮影されたものだった。
また、彼が半袖であることを考えると2005年夏までさかのぼれる(雪道の動画の存在、太り気味なこと、ほかのビデオに映った友人が長袖であることも留意する必要がある)。
2005年以前に撮影された可能性は、インタビューから投稿目的で撮影したことがわかるので低いと思われるだろう。

そして…

現在は「Hercules Beatz」名義でラッパー・ミュージシャンとして活動しているらしく、
2018年には自身のYoutubeチャンネルにかつての「キーボードクラッシャー」を見る動画を配信。
14歳の自らの姿に終始苦笑いする元気な姿を見せた。

レオポルド氏によれば、「キーボードクラッシャー」後の経緯について

  • 例の動画を投稿した後クラスメイト中からからかいの対象になり動画の投稿をやめた
  • この時から外観を変えようとボディビルディングを始めた
  • 高校進学後、相変わらず自身をからかうクラスメイトが後を絶たなかったので、冗談で脅迫したところ教師が警察へ通報する騒ぎとなり、退学処分を受けた(その後、別の高校で無事卒業)
  • 就活でもドイツ中に自身が知れ渡っており面接を受けるも採用を尽く断られた(中には「ウチのキーボードを壊されたくないから」という回答が返ってきたことも)。そのため三年間はアルバイト生活を強いられた
  • 三年の苦行の末、現在の就職先に辿りつき、愛車と彼女に恵まれた現在の順風満帆の日々を送っている
  • 2013年頃にYoutubeチャンネルを開設しており、当初はボディビル風景を投稿していたがこの時からキーボードクラッシャー疑惑が上がっており、「貴方はキーボードクラッシャーか?」という問いに対して否定し削除するというイタチごっこを繰り返していたが、近年に有志が検証動画を上げたことにより「これ以上は否定しようがない」と諦め、KBC関連の動画を上げるようになった
  • レオポルド氏が日本で反響があったことを知ってからは日本人向けの動画を作るようになった

との事である。
自己紹介で現在は身長2m・体重100㎏・デッドリフト250㎏を持ち上げるなど、もはやキーボードをクラッシュでは済まされないハイスペックな身体を持っており「キーボードデストロイヤー」「第二の兄貴」等、新たな呼び名が付けられつつある。